ケータイ大手3社が出したオンライン受付専用プラン、docomoのahamo、auのpovo、Softbankの LINEMO(ラインモ)。
俺は半年前にメインスマホ(iPhone 12 mini)を、SoftbankからLINEMOに乗り換えた。
始めは「どれくらい遅くなるんだろう?でも、月額が安くなるなら良いか」ぐらいの気持ちで乗り換え(MNP)をしたんだけど、結論から言うとほぼ問題なく快適に安く使えている。
元販売員でもあり、格安SIMではOCNモバイル・楽天UN-LIMIT・旧楽天モバイルのドコモ回線・ワイモバイルを使っている俺が、LINEMOの使用感や料金プランを徹底レビューしていく。
間違いなくメインスマホにはおすすめ。
LINEMOって?プランは?
そもそもLINEMO(ラインモ)って何?って人も多いと思う。
LINEMOは、ざっくり言うとソフトバンクのオンライン申し込み限定の安いプラン。サブブランドではないらしいが実質サブブランドのようなもので、SoftbankからLINEMOに変える場合、スマホの中に入っているSIMカードも変わる。
SIMカードとか出てくると難しく感じる人もいるかもしれないが、手続きは思ったより簡単。肝心のプランの中身はこちら。価格は税込み表記。
LINEMOのプランは2種類
①スマホプラン:データ容量20GBで2728円。データ超過後の速度は1Mbps。
②ミニプラン:データ容量3GBで990円。データ超過後の速度は300kbps。
通話はどちらも従量制(22円/30秒)だが、1回の通話5分以内ならかけ放題の通話準定額が+550円。何時間でもかけ放題の通話定額が+1650円で追加できる。
また、どちらもeSIMに対応。テザリングも無料。5G対応。
LINEギガフリーという、LINEアプリでの一部通信量がかからないオプションも標準で付いてくる。
※上記プラス、ユニバーサルサービス料と電話リレーサービス料で+4円かかる。これはどのケータイ会社も同じ。
俺はメインスマホを LINEMOに替えたので、データ容量はそれなりに欲しいからスマホプランを選択。通話は楽天モバイルで無料でかけ放題できるからなし。もし20GBで足りない人は、Softbankをお勧めするが。
ただ、通話に関しては今キャンペーンで通話準定額が1年無料、通話定額が1年間550円引きのキャンペーンをやっているため、通話準定額も申し込んだ。1年後の料金は3278円になるが、その時は通話準定額を外して2728円にするかも。
LINEMOを使ってみて良かった点やメリット。楽天との回線速度の比較。
まず乗り換えというと今でも手間がかかるとか、面倒というイメージの人が多いと思うが、手続きは超簡単だった。
初めにスマホからネットで申し込み(5分)、後日LINEMOのSIMカードが送られてくるので、説明書き通りに進めて(これも5分くらい)乗り換え完了。
機種はiPhone 12 miniで、問題なく使えている。
始めは5Gにはほぼ繋がらずに4Gのことがほとんどだったが、なぜか2ヶ月後くらいからほぼ常時5Gになった。ただ、スマホの5Gはどうでも良いのでこの点は特にメリットに感じていない。ちょっとテンション上がるくらい。
最も気になる電波と通信速度だけど、都内在住だが電波は全く問題ない。通信速度も前のSoftbankから良くも悪くも特に変化を感じない。
画像は楽天モバイルとの比較。左がLINEMOで、右が楽天。
お昼時、深夜帯、夕方ゴールデンタイムの計測結果。
ダウンロードの速さは圧倒的にLINEMO。ただし、なぜかアップロードは楽天のが速かった。
とはいえ、日常使いでは断然ダウンロード(読み込みの速さ)が大事で、アップロード(ファイルの送信など)はそこまで重視しない。快適さではLINEMOに軍杯が上がる結果となった。
使用感が変わらず料金だけ安くなり、おまけで5Gになったので満足。Softbankは割引が外れて毎月8000円くらいかかっていたが(ウルトラギガモンスター50GBのプラン)、 LINEMOでは20GB使えて1年間はおまけで5分かけ放題が付いてくる。そこにユニバーサルサービス料とかを足して、毎月税込み2732円。
乗り換え前と乗り換え後の差額は約5268円で(実際はもっとあるが)、年間63216円も節約できることになる。
特に不便を感じることなくこれだけの金額差が生まれたため、乗り換えて本当に良かったと思う。
しかも、 LINEMOではテザリングも無料で付いてくる。Wi-FiモデルのiPadなどをネットに繋げたり、いざという時の備えにもなるのが良い。
LINEMOを使ってみて悪く感じた点やデメリット
使用感は上記の通り全く問題なし。
悪い点はdocomoのahamoやauのpovoと同じく、オンライン申し込み限定な点と、支払い方法がクレジットカードな点。
どちらも俺にとってはデメリットじゃないんだけど、店頭で申し込みできない点にはやや抵抗がある。オンライン申し込み限定にすることで、スマホに不慣れな人の心理的なハードルを上げに行っている(ように見える)。
みんながahamoや LINEMOに乗り換えてしまえば、ケータイ会社が儲からなくなる。それぐらいLINEMOは安い。
LINEMO総評:povoより分かりやすく手間が少ない、メイン端末は当分これでいく
結果として、大手キャリアで使っていた時よりも5000円近く月額が安くなり、使用感も変わらないので俺は超満足。特に、テザリング無料は好感度高い。
何でahamoやpovoにしなかったのかというと、ahamoは通話オプションが強制的に付いてきて一番高いから論外。povoは細かくプランを設定できる代わりに、定期的にオプションの申し込みをしなければならないのが手間だった。
だったらLINEギガフリーがあり、毎月何も手続きをしなくても定額で使える利便性の良さ(手間の少なさ)でLINEMOに決めた感じ。
povoはデータ容量やらを自分でチャージして細かく設定できるんだけど、毎月あるいはデータが切れそうになったら再びオプションを申し込むのが面倒臭い。
半年以上使っていて不便を感じていないので、月に5000円以上スマホにお金をかけている人は是非検討してほしい。固定費はとにかく下げるに限る。
以上がLINEMOを実際に使ってみてのレビューになるけど、固定回線も今月Softbank光から楽天ひかりに替えるので、次は楽天ひかりのレビュー記事も書く予定。極限まで固定費を削減するぞ。
LINEMOの申し込みはこちらから。LINEMO
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