待望の小型iPhoneであるiPhone 12 miniを購入したは良いけど、純正の充電器はかさばる。薄型高性能なM1 MacBook Airを買ったけど、充電器は大きく取り回しが悪い…そんな悩みを抱えた方はいませんか?俺です。
充電器って何であんなに大きいんでしょうね。最近デスク周りを整理していて、ケーブルや充電器類をどんどんミニマルにしていたところなので、尚のことそう感じる。
そこで今回は、iPhoneやMacBookにもおすすめの急速充電器、RAVPowerのRP-PC144についてレビューします。また本記事は、RAVPower様より製品を提供頂いてのレビュー記事となります。ちょうどコンパクトでパワーのある充電器を探していたところなので、有難い&高まる期待値。
幸いなことに先方から許可も頂いたので、おかログらしく「良いところも悪いところも率直に」使ってみた感想を書いていく。
RAVPowerの製品は、以前にもモバイルバッテリー兼充電器のRP-PB125をこちらの記事で紹介しているぐらい、元々愛用しているためどうしても期待値が上がってしまう(笑)それでは見て行こう。
RAVPower RP-PC144のスペック・特徴
外箱・外観。白ベースのデザインに鮮やかなブルーカラーのロゴが入っており、清潔感のある外箱。本体も箱もかなり小さい。
製品仕様・スペックはこんな感じ↓
スペック・特徴
端子:Type-C ×1 USB-A ×1(2ポート)
Type-C出力:5V=3A . 9V=2A . 9V=2.22A . 9V=2.77A . 15V=2A(MAX 30W)
USB-A出力:5V=2.4A . 9V=2A . 12V=1.5A(QC 18W)
同時に使用した場合の最大出力:30W
重量:80g
上の小さい端子がType-C、下の大き方がUSB-A。Type-CはPD(急速充電のこと)に対応しており、充電速度には期待ができそう。
Type-Cのみを使用した場合の最大出力数は30W。iPhoneやスマホどころか、MacBookなどPCの充電もいける。
USB-Aのみを使用した場合でも18W。こちらもスマホの充電には十分な出力数。
上下の端子を両方同時に使用した場合、最大出力数は合わせて30W。Type-Cの方でMacBookを充電し、もう一方で同時にiPhoneの充電をすることも可能。このサイズ感でこのパワーは素晴らしいの一言。
大きさはこんな感じで、iPhone 12 miniと併せて持ってもミニマル。カラバリはブラックとホワイトがあるので、スマホやPCの本体色に合ったものを選べる。
また、プラグは折りたたみ式になっているため持ち運びも気軽にできる。オフィスやコワーキングスペースで利用したい場合でも、持ち運びのストレスは限りなくゼロに近い。ちょっと前の充電器は、これの倍以上のサイズだったからね。
RAVPower RP-PC144の充電速度をチェック!
何種類かのデバイスで、充電速度をチェックしてみた。ケーブルはAnkerのPower Line +Ⅱの、LightningとType-Cのものを使用。
まずはバッテリー容量が2227mAhのiPhone 12 miniで実測を測った。
某日10時17分に、バッテリー残量20%から充電開始。俺のメインスマホは何分で充電できるのか…?
結果は、10時47分には71%まで充電完了。10時57分には80%に達していた。これには大満足。30分で51%の充電ができており、40分で60%。
コンパクトな本体サイズからは想像できないほど爆速で充電することができた。これなら夜充電するのを忘れて朝を迎えても、出かける準備をしながら充分な量の充電ができる。
次はバッテリー容量3969mAhのiPhone 11 Pro Max。超大容量スマホを充電した場合の参考にして欲しい。
某日10時59分に、バッテリー残量2%からスタート。
11時29分に50%、51分には80%まで充電されていた。なんと30分で48%、52分で78%も充電できている!
この充電速度なら、大容量バッテリーの大型スマホを使っている方も満足できるのではないだろうか。正直俺は感動している、それぐらい速い。
最後に、ダメおしでM1 MacBook Airも計測した。しかもこちらは本記事を執筆しながらの充電。何ならYouTubeで動画も流しているため、かなり過酷な条件。PCを使って作業しながらの場合の、充電速度の参考に。
こちらは結果だけ書くと、残量30%から充電を開始し、20分経過時点で42%、1時間10分経過時点で72%まで充電することができた。
1時間10分で42%充電できたので、スマホほどではないにしても充分速い。しかも提供品にも関わらず、ワードプレスを立ち上げてブログを執筆しつつ、YouTube動画も流しながらという悪条件下での速度だ。しかもタブはChromeで14個、Safariで12個開き、Type-Cハブで有線LAN接続もしながら、だ。これで1時間10分で42%も充電できるのだから、PCで仕事をしながらでも素早くバッテリーを確保できる。
忖度せずにやや意地の悪い検証もしてみたが、これには驚かされた。速度に関しては文句なし。いや、期待以上の速さだ。
RAVPower RP-PC144のちょっと惜しいところ
これはちょっと細かい指摘かもしれないが、カラバリがもう何種類かあると嬉しい。確かにブラックだけ、ホワイトだけの製品も多い中、ブラックとホワイトの2色展開なのは有難い。ただ、最近だとライバルメーカーのAnkerがカラフルな充電ケーブルを発表したり、PCやスマホ自体もカラバリ豊富なデバイスが増えてきた。
好きなモノ・良いモノを持って仕事のテンションを上げたい人は俺以外にも結構いると思うので、ブラック・ホワイトだけじゃなくピンクや、可能であればローズゴールドなんかがあると嬉しかったりする(コストに見合わない無理難題とは分かりつつも、ユーザー目線でのワガママを言うと…笑)。
あと個人的にRP-PB125というモバイルバッテリーを愛用しているが、そちらはプラグがやや出しにくかった。けれど今回のRP-PC144はプラグが出しやすくなっており、日々製品改善に努めているのが見て取れる。今後もRAVPowerの製品をチェックしていこう、という気持ちにさせて頂けたのは素直に感謝。
RP-PC144の総評 iPhone12miniにもM1 MacBookにも使える、ミニマルでパワフルな充電器
RAVPowerのRP-PC144について、良いところとちょっと改善して欲しいところを率直にレビューさせて頂きました。
まとめると、極小サイズにも関わらずとてもパワフルな充電器、というのが俺の結論。しかも安い。2299円。
厳密に言うと、AUKEYの似た製品で数百円安いものもある。ただしAUKEYのものはType-C端子が最大出力20W、USB-Aが最大12W。どちらの端子もRAVPowerのRP-PC144の方が30W、18Wと出力が大きく、充電速度を重視するならRP-PC144の方が良い。
ということで、今回はRAVPower様より提供頂いたRP-PC144についての率直なレビューでした。提供品にも関わらず、無理矢理ケチをつけるかの如くカラバリについて触れたりもしたが、そこしかツッコミどころがないぐらい素晴らしい製品だった。
RAVPower、Anker共に切磋琢磨し合い、今後もコンパクトで安価、それでいて品質の良い素敵な製品を生み出して下さることを、期待して待っています。
ちなみに、Ankerから絡まらない充電ケーブルも発売されたので、リンクを貼っておく。lightening-Type-Cのものと、Type-C-Type-Cのものがあるので間違えないよう注意。
RAVPowerのおすすめモバイルバッテリーはこちら↓
コメント