加藤純一、障碍者差別発言を受け関西コレクション出演取り止め?ふざけんな

こんにちは、おかっちです。

今回はどうしても憤りを抑えられないのと、小さい頃からずっと障碍者差別に関して思ってきたことを吐き出す。いわゆる物申す系の記事になるので、不快に感じそうな人は早めにブラウザバックしてほしい。

※ちなみに、関コレ運営が出演見送りを決めたことについては間違った判断とは思いません。企業としては当然の判断だと思います。

目次

過去の障碍者差別発言により、関西コレクション出演取り消し

改めて今回の騒動を整理すると、加藤純一(敬称略)が大手ファッションイベント「関西コレクション2021」に出演する予定だった。が、過去(くっちゃべというトークイベント)に障碍者差別と取れる発言をしていたという意見が多数寄せられたために、出演見合わせとなった。

加藤純一は反論配信を行ったが、賛否両論。というのが今回の簡単な流れ。

オリンピックの小山田圭吾氏が過去の障碍者いじめ発言で辞任したことから、加藤純一にも炎上が飛び火したんだろう。本件に関して、俺の見解やずっと言いたかったことを次の見出しから述べていく。

加藤純一は障碍者に対して差別的ではないどころか寛容。健常者と障碍者を区別もしない

まず彼(加藤純一)は、障碍者を馬鹿にしているわけではないと思っている。

一瞬俺の話で恐縮だが、俺は身内に障碍者がいる。だから子供の頃から、友達だと思ってた人が「身○」とか、「ガ○ジ」とかって言葉を何気なく口にした際に、ひどくショックを受けて生きてきた。今は折り合いを付けるようにしているが、それでもそういった蔑称や差別用語を使う人間を軽蔑している。

なんなら大学の時の学友たちでさえ、障碍者を馬鹿にするような発言をしていたこともある。そんな彼らが現在教育者になっていたりすることにも、とても違和感を覚える。それぐらい俺は障碍者差別を憎んでいる。

だから、数年前に初めて加藤純一の配信を観た時は「なんてひどいことを言う配信者だ」と感じた。けど、何か惹かれるものや興味が湧いたので、反射的に拒絶反応が出るのでキツかったものの、始めは無理して彼の配信を継続して観てみることにした。

それぐらい「この人は何で差別的発言をするんだろう?」と気になったし、彼がどういう意図で差別用語(と、取れる言葉)を使っているのかを知りたかった。

するとどうだろう、彼は障碍を抱えて生きている人たちに対して「一緒にゲームで遊ぼうぜ!」といった旨のことを言い、しかも「俺の発言で傷ついたり病んじゃう人は参加すんなよ」と断りも入れている。

小山田氏とは発言の意図が全く異なる。氏について批判するのはお門違いだから控えたいが、一つ言いたいのは、氏はいじめをしていた過去がありそれを面白おかしく喋ったと取れる事実があるが、加藤純一はいじめが嫌いだしそもそも何でいじめをするのか分からないという立場の人間だ。

話を戻すと、実際に加藤純一の配信を視聴している障碍者の方々には「普段障害があって気を遣うから友達をゲームに誘えない」と悩んでいる方もいて、純ちゃんに「じゃあ俺と一緒にやろうぜ」と言われとても嬉しかった、救われたとも言っていた。

俺の説明が拙くて申し訳ないが、それぐらい障碍を抱えている人は普段から周いの目を気にして生きている人もいるし、加藤純一の配信が救済となっている人も少なからずいるということが言いたかった。

それでも不快に感じたり、嫌な思いをする人もいる

ここまで簡単に加藤純一を擁護する内容を書いてきたが、じゃあ彼の配信スタイルは正しいのか。誰も傷つけていないのか、について話す。

繰り返しになるが、俺は障碍者差別をする人が嫌いだし、悲しいことに世の中の多くの人が(程度の違いはあるものの)障碍者に対してネガティブな感情を抱いていると思う。

どいつもこいつも、「僕・私は普通の人ですよ。差別やいじめなんてしませんよ」という顔をしながら、ふとした瞬間に何気なく「ガイ○」など障碍者をバカにする発言をする。

一般人でさえこの体たらくだし、それこそ配信者でも多くの人間が配信内で平気で差別用語を使う。例えば某スマブラプレイヤーのsho○un氏とか、ニコニコ出身の漫画家ピョ○タン氏とか、格ゲープレイヤーのこ○じん氏とか。少なくとも彼らは面白がって障碍者に対する差別用語を使っているように俺は聞こえた。

一方で加藤純一はどうか。配信内でもよく言っているが、「障碍者だろうが健常者だろうが関係ねぇ!個性だろ。障碍あると何かダメなの?」が彼のスタンス。

ただ、ここは彼のことが好きだし、障碍者差別を憎むからこそ俺も厳しい指摘をすると「加藤純一の配信で救われた障碍者の方もいる。だけど、詳しく知らない障碍者の身内の人がいきなり彼の配信をみたら、不快感を覚える人も少なくないだろう」が、俺の見解。

また、加藤純一がよく話に出しているのは身体障碍を抱える人のことで、重い精神障害を抱える方についてはあまり言及してきていない。この点についてはまた別の機会に論じた方が良い気がするが、一つ言えるのは重度の精神障害を抱える方の親族が彼の配信を観たら、不快感を覚える人のが多いだろうとは思う。

加藤純一、今後の配信スタイルは変えたくないし、譲れない部分だと思っている

それで今後どうしていくかについても反論配信の中で、「俺は障碍者を差別した覚えはないし、配信のスタイルは変えない。ここだけは譲っちゃいけないとこだと思う」という旨の回答をしていた。

これに関しても「純ちゃんの言いたいことは凄く分かる」というのが俺の本音。一方でくっちゃべ(過去に行われたトークイベント)でコケた際にリスナーが抱いていた疑問は「じゃあお前は今後どうしたいの?どうなりたいの?」が多かったと思うが、今回の件についても同じ疑問を抱かざるを得ないと俺は考えている。

というのも彼に限らず、アンチとにかく何かを叩いたり批判しないと気が済まない人達っていうのは一定数存在する。そして同じ配信スタイルでやっていくとしたら、何かある度にアンチや心ない暇な人間たちに今後も足を引っ張られ続けるだろう。

そうすると、表に出るような仕事(他社のイベント等)に出演が決まった際に、また今回と同じことが起きる。ずっと表のイベントには出られない状況が続くと思われるが、本人はそれで良いのか。

無論俺は、どうなりたいかなんて本人だけが考えれば良いと思っている。ただ、昔からネット以外の場所でも活躍していきたいと本人は言っていたから、じゃあスタイルを変えるしかないよね?という意見は出てくるだろう。

ここについては申し訳ないが俺の想いのたけを吐き出すと、「加藤純一のように障碍者だろうが健常者だろうが平等に接し、障碍も一つの個性として受け入れてる人間が表のイベントに出られず、私は差別なんてしてませんよってツラしてる奴らが社会で活躍してる現状の方がよっぽど異常だろ」と、考えている。

後者みたいな奴は、俺の周りにも数え切れないほどいるよ。優しい友達だと思って付き合ってきた奴が、不意に「ガ○ジムーブ」とか「あいつガ○ジだろwアハハw」みたいなことを言ったりする。その度に俺はひどく落ち込んだし、世の中の大多数が障碍者を馬鹿にしたり偏見を持ってるんだな、と絶望して生きてきた。

確かに加藤純一の発言や配信スタイルは、言葉選びが悪かったり、障碍者のご家族が観たら少なからず不快感を抱くとも思う。ただ、誤解されても良いから彼の言う「平等」に接していくスタイルを続けるなら、表に出るようなイベントには今後より参加するのが難しくなるだろう。本人がそれで良いと考えているのかは、俺も疑問を抱く。

繰り返しになるが、偽善者面した差別主義者ばかりがのうのうと生きているのが日本社会で、加藤純一のような平等に接する人間の方が悪者に仕立てられる。この構図に俺は疑問を抱かざるを得ないが、純ちゃん自身が今後「自分のなりたい姿」と「クソみたいな社会のルール」にどう折り合いをつけて配信していくのか、今一度立ち返って考えてほしいというのがファンとしての願望だ。

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この記事を書いた人

ガジェット・ゲームが大好きなおかっちです。
出身は愛知県名古屋市、現在は都内在住。
大学卒業後は塾講師として従事し、その後は大手企業に就職。営業では月間のトップセールスを記録、社内の研修講師やチームリーダーも兼務。

仕事の傍ら、文章好きが高じてブログ「おかログ」を開設。

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